子どもと二人で出かけているときのトイレ問題

子供と親で、外出しているときのトイレについて、
ワンオペで出かけているとき、世間のお父さん、お母さんはどうされているのでしょうか。

トイレと言っても今回は子供のトイレでなく、自分(親側)がトイレに行きたくなった場合です。

最近はファミリーや子供用の設備が整っているショッピングモールというは多々あるので
そういう所に出かけているときは、そこを使用すればよいのですが、
(その場合も、世話しながらなので大変ですが、、)

しかも、最近は一つのフロアに2か所子供用トイレがあったり、さらに大変綺麗で、便座シートなどもあったりしてとても助かります。

そういうトイレに行ける状況の場合は、今回は置いておいて

車で移動中やどこかで遊んでいる時で近くにトイレが無い場合で、急に行きたくなった場合にどうしているのか気になります。

出かけているときに、トイレに行きたくなった!

以前、昼ご飯を食べた後に息子(2歳)と二人でちょっと海の砂浜をお散歩しようと思い立ちで車で外出した際の出来事です。

自分は、比較的昔から快便のため、1日に数回(主に食後)トイレに行くのですが、
(大きい方の話です。)

この時は、昼食後のトイレに行かずに出発しました。

車に乗って少し経ったくらいに、若干トイレ行ったら出るな感をお腹に感じましたが、感覚的に
数時間は問題なく過ごせそうな雰囲気だったので、そのまま移動していました。

30分くらい車を走らせて海に到着、浜辺を散歩し始めたくらいに、先ほどよりやや強めにトイレ行きたいかも~感がでてきました。

でもまあ大丈夫そうと、そのまま浜を歩いて、途中座って砂浜で子供と遊んでいました。
しかし、和式トイレで用を足すような姿勢で砂をかき集めて遊んでいたところ、体が大をするという様に勘違いしたのか、本格的にトイレにいきたくなる少し前くらいになってきました。

ただ、ここは砂浜です。

コンビニ等でトイレを借りて何かペッドボトルでも一本買おうと思うのだけど、もう少し我慢できそうだし、まだ来たばっかりだし、

あと基本的には外出先の便座に座りたくはないと考えているタイプなので、どうしようか迷っていると、なんか直感的に早めに済ませておいた方が良いなと思いだした。

たしか来るとき反対車線特に混んでいなかったよな、やっぱり家に帰ってトイレに行こうとなって、海に到着して20分ほどだけど早々に帰宅を決断。

椅子に座って、蓋をしておけば(座席におしりを圧迫しておけば、蓋代わりになって家に着く30分くらいもつだろう)と考えたのです。

弱いフタ、、、。

結局のところ、蓋なんてものの効力はなく、自分のおしりの筋肉を締める力が耐えられなくなった時点でアウトなのです。

海辺の駐車場を出て、早々に帰路につきます。

座った瞬間は、
「ふう、動いているよりマシだ、たぶん大丈夫」
なんて楽観的に考えていましたが
最初の赤信号で停まっている自分に今度は体内の黄色信号が灯ります。

「腹いてえ、、やべえかも」

座る力でより蓋をするような意味を込めてお尻を押し付けます。

無駄に車内に流れている曲を頻繁に変えたり、ハンドルに指でたたいて便意から気をそらそうと
必死になります。

当たり前ですが、事故は絶対起こせないので、スピードを出したりはしないのですが、気持ち前のめりになっているので、異常に遅い車に必要以上に腹立ちます。

お腹の痛みの波は、どんどん間隔が狭くなってくる。

この間隔はすごいですよね、やばい!と思ってしばらくすると痛くない瞬間が訪れて、しばらくたつと
さらに痛みを増してやってくる。

痛くない時は上に上がってんのかというくらい出なそうな雰囲気の時もある。
あれ、痛くないな大丈夫かもと安心すると、思い出したかのように倍増されて痛みがやってくる。

正直、一人だったら家まで何とか気を紛らわして持ったかもしれない、
だけど後ろには息子もいて、話しかけたりしながらの運転。

何も知らない息子は大きいトラックなどを見て、「パパ見て!トラックだよ」とアピールしてくれる
(まだしゃべれないので、パパを読んでトラックの方を指さしている)

無視はできないので、「そうだね~トラックだね~」くらいは返すけど
明らかにいつもとトーンは違買ったと思う。

頭の中に、トイレ行っとくべきか、何とか我慢するべきかがぐるぐる回る。

次のコンビニ過ぎたら、その次のコンビニまでだいぶ距離ある
その距離のコンビニまで行けたら、もう家まで行ける。

いや、もしたどりつけなかったら、、、アウトや!
(こういう時、語尾だけ似非関西弁になりがちな自分)

というより事故る可能性がある!
もしかしたら渋滞しているかもしれない!
漏らした後に子供の前でどうやって処理すればよいんだ!
パンツ持ってきていない!
子供のおむつはくんか?3-4枚はあるぞ!BIGサイズだし!

・・・入るわけない!

頭の中が漏らしたときのことばかりになっている。

ふと、もう答えは出ていることにようやく気付いた。

「一刻も早くトイレに行こう。」

急いでトイレに向かう

決まれば、目的地は自宅からコンビニのトイレに変更となった。
不思議なものでそうなるとさっきより、より早くトイレにいきたくなってくる。

「やば~、そもそもコンビニまで間に合わないんじゃないか。」
「多目的トイレなかったらどうする、どうやって子供いながら用を足せばよいんだ。」
「そもそも、誰かが使用していたら、、、。」
「故障していて、たまたま使えないタイミングだったらどうする。」

良くない方にばかり思考が行く。

しかしスムーズに使用できる前提でトイレに着いて、万一使えないという場合、
確実に漏らすのはもうわかっていたので、使えない場合のことを考えておく必要があった。

最悪の事態を考えておいて、実際にそれに近くなった場合も、余力分が残っていればもう少し耐えられる。その状態にしておきたい
余力がない状態で、思っていた通りに進まなかった場合、余力がなくそこで終了、噴射となってしまう
自分は余力をのこしておいた方が精神的に耐えられます。

ほどなくしてコンビニに到着。

慌てているからといって、縁石に突っ込んだり、人にぶつかるようなことが絶対にあってはならない
駐車場に入るくらいから、いつも以上に慎重にIN!

幸い2台程空きがある、入り口に近い方に迷わず向かう。

駐車場には後ろ向きに停車する余裕なく、頭から停める。
勢いを出さないように、いつもより慎重にゆっくり、冷静にと言い聞かせる。

一人の場合、ここからトイレまでは一切の無駄のない動作(いつもの数百倍仕事ができそうなスピードで)で車から降りて向かえただろう。

しかし今は二歳児がいる。(一切と二歳かけているわけではない)

まず自分が降りて、次はジュニアシートを外して子供を車から下さなければならない。
意識は最大限自分のお尻のストッパーに行っているため、ジュニアシートのベルトのストッパーを外すのに時間がかかって焦りだす。

かといって、お尻のストッパーから意識を外すと漏れそうなので、冷静を保ちながらゆっくりとシートベルトを外す。

こういう焦っているときはいつも以上にゆったりと動作した方がよい。
焦れば焦るほどいつも以上に時間がかかってしまう。

何とか外して抱っこをしたまま、トイレに向かう。

次の思考はもう始まっている

「頼む!空いていてくれ!」

これだけだ。

とにかくトイレが使用できないことにはもう助からないのだ。

今の時点は山手線に例えると電車がホームに入ってきて停車し、
ホーム側のドアが開きかけているところ。

トイレを見つけ、足早に向かう。

店員さんに許可を得ている余裕は、すみません今はない。

なんと多目的用が空いている。広くてしかも綺麗。
子供と二人で入り鍵を閉める。

ここからが最後の山場である。

気が緩んだのか、最後の最後に間に合わずに出てしまったことが、学生時代に数回あるのだ。
(光速で自宅に帰ってきて、トイレに入り服を脱ぐ途中で出てしまった)

山手線でいうと、ホーム側のドアに若干遅れて電車側のドアがあきそうになっている。

ここがかなり重要なことは知っている。
絶対にしくじれない。

ゆっくりと動作を行い、冷静にしかも片手は子供を抑えながら行う
(自由にさせるといろんなボタンやら水道など触ったりしてしまうので)

無事に準備完了!!助かった!!

無事に任務を遂行できた!!

大惨事にならずにすんだ。

子供とは手をつないだまま

個室に入ってから、子供用の椅子はないので、ずっと片方の手をつないだまま

用を足している自分が便座に座っている間、ずっと対面で立って待っていてくれたのですが
その間の自分を見る目をこれから先もずっと忘れないと思う。

父親の自分がもう見たくない目をしていた。

一人で用を足せる自由さを感じた瞬間となりました。

今後子供と外出時のトイレ、どうする?

今後はトイレに行けるタイミングがあって、少しでも出る可能性があるなら済ませて置いたほうが良いと心に誓いました。

もうそれしかない。

トイレに行きたくなる時、自分は精神的な要素が大きく、行けない状況の時ほど行きたくなります。

映画館で映画見るときも、上映中にトイレ行きたくなりたくないと思っていると
上映前に済ませておいても途中で行きたくなる時もあり(毎回ではない)

家で見るときは、別に事前に行っておかなくとも2時間くらい全然大丈夫な時もある。

意識しているかいないかでだいぶ違う。

一人ではないので、子供の安全に配慮しながら、抱きかかえながら移動したり、個室に入らなければならない、多目的トイレがあるかないかを確認しておくのはとても大事だと学びました

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